熱と荷重による金属間の拡散現象を用いた接合法
薄板積層による特殊造形
熱圧着/拡散接合とは?
母材を密着させ、母材の融点以下の温度条件で、塑性変形をできるだけ生じない程度に加圧し、接合面間に生じる拡散現象を利用して接合する方法
【α系SUS接合断面組織】
特徴
- 従来の加工では得られない特殊な製品形状を生み出すことが可能
- 薄板接合による高強度が得られ、仕上りもクリーン
- 平坦性が良好であり、接合面間での隙間がない
- ろう接(ろう付、はんだ付)の様な低融点の領域がなく、素材の耐熱温度域で剥離しにくい
- 量産化が可能であり、品質・コストメリットが大きい
対象材質と製品用途
適用材質 | 適用例 |
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フェライト系ステンレス鋼(SUS430) |
半導体製造用治具 |