「磁歪クラッド材」を使った振動発生装置が生研支援センターのYouTubeチャンネルで紹介されました
当社の新材料である「磁歪クラッド材」の振動によって害虫のコナジラミ類を防除する振動発生装置「トマタブルⓇ(※)」が生研支援センターのYouTubeチャンネル「生研支援センターBRAINChannel」で紹介されました。
この動画は、生研支援センターの委託研究事業で行った"害虫防除と受粉促進のダブル効果!スマート農業に貢献する振動技術の開発"(研究期間:R2年度~R4年度)の研究成果の紹介となります。
本研究は、振動農業技術コンソーシアム(代表:電気通信大学)によって進められ、トマト栽培施設において、振動が害虫の密度を低減させることが明らかになりました。さらに振動はトマトの受粉を促進させる効果もあったため、栽培と害虫防除のダブル効果を持つ可能性があり、化学農薬への依存からの脱却と様々な農林業害虫への応用が期待されており、農林水産省の農林水産技術会議で毎年選定される「2022年 農業技術10大ニュース」にも選定されています。
また、当社が所属する国立大学法人九州大学を中心とした研究グループの本研究が令和5年度「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」に採択されております。
当社は本事業に参加することで磁歪クラッド材による新しい価値創造の一つとして振動農業分野を開拓し、「トマタブルⓇ」を通じて有機農業によるサステナブルな農業への貢献を目指してまいります。
(※)トマタブルⓇは東北特殊鋼株式会社の登録商標です
令和5年度「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」に当社が参加する研究グループの試験研究計画が採択されました。
当社技術が農林水産省の農林水産技術会議で「2022年農業技術10大ニュース」に選定!!