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特殊鋼鋼材の販売価格の見直しについて(2023年3月1日)

お知らせ

東北特殊鋼は、特殊鋼鋼材の販売価格について、2023年3月契約分からトン当たり5万円の値上げを実施いたします。

当社では、鋼材加工に必要な電力やLPGなどのエネルギー、資材、物流の各種コストの高騰に対し、原価低減活動などを推進し対応してまいりました。しかしながら、一企業の努力だけではコスト吸収が困難となったため、昨年初旬よりお客様のご理解を頂きながら、素材コストとエネルギーなど各種コストの上昇分について、鋼材価格を値上げいたしました。
昨年半ば以降も、長引く国際的な資源供給不安や円安などにより、エネルギーコストが続騰を続け、素材コストのさらなる上昇が顕在化しております。

お客様に安定して鋼材をお届けすることを最優先とし、この間も鋭意コスト吸収に努めてまいりましたが、一層、経営環境が厳しさを増しておりますため、特殊鋼鋼材の値上げを行うこととしました。

なお、原材料、エネルギー、資材などの更なる諸コストのリスクについては、引き続き今後の動向を注視するとともに、全鋼種についてのサーチャージ制度(合金、スクラップ、エネルギー)の導入を進めてゆきます。

  • 対象:特殊鋼鋼材
  • 内容:トン当たり5万円
  • 時期:2023年3月契約分から